昔は夏合宿で、普段野球しかしない子ども達に海水浴などを体験させていたらしい。

それが数年前にトーナメントに勝ち進む時代があり（全国大会出場!）、日程が入らず、秋にずれ込むようになったらしい。

そんないきさつも含め、8月頭、9月頭に公式戦の大会があり、今年も秋合宿となった。

昨年は奥能登に出向いていたが、今年のエースの子が元々長野からの転校生の子であり、以前在籍していたチームに、何度かお声を掛けて いただいていた。
という流れで、行き先を長野に決めた。

雨天で試合が出来なかった時のプランを考えているうちに、お母さん方から「せっかくなんだから・・・」と、半分の日程は観光に当てることにした。

そして、この日。大型・中型観光バスを貸し切り（64名参加!!）、長野へ。

到着すると、先方のチームの方がお出迎えをしてくれ、子ども達のエールの交換である。

金沢はどんより曇り空ではあるが、雨は降っていない。
現地の方に連絡を入れると、横殴りの雨とのこと。
とりあえず試合できるかは様子見で・・・と出発。

北陸自動車道を北上するが、新潟県に入った辺りで、雨が降り出す。
が、現地の方に電話を入れると、雨は上がったので、グランド整備して試合できるようにしてくれるとのこと。

せっかく長野まで行くんで、やっぱり試合したい。

で、現地グランドに着くと先方の父母の方々が水取をしてくれている。感謝。
こちらも手伝い、何とかゲーム出来る状態に。

それにしても、河川敷にあるこのグランド、寒い・・・

次男のバッティングも寒い・・・

チャンスで内野ゴロを打ちまくっている。う〜ん、メジャーに行ったばかりのゴロキング・松井の様なバッティング。

監督曰く、「あの体脂肪でこの寒さ、無理ですよ（笑）」とのこと。
慰めである・・・

ショートとは言え、1試合で少なければ守備機会は1〜2回の時もある。

そう構えていると、チャンスは訪れた。
連射するが、ほとんどピンぼけ。動きにAFが追従できないのか、私の腕のせいか・・・

ランナー3塁のショート前のゴロ、ダッシュして前進しなければ間に合わないゴロに、上手く適応、ランナーを 牽制してスローイング、見事1塁でアウトにした。

ほっとして、「上手く撮れているかな」と画像を確認すると、何と、ボールはグラブに収まっておらず、腕と胸で押さえている。

しかし、その状態でも動きは落ち着いたもの。

こういうとき、息子はどんな心境なのか、ゆっくり聞いてみたいものだ。

まぁ、私ならそれだけで慌てて、ボールを落とすか、ランナー牽制を忘れるか、1塁暴投なのだが・・・

他の父母曰く、次男の所にボールが行くと、確実にアウト1つと安心できるらしいが、こちらはそんな気持ちにはなれない。
いつも、「わっ、取ってくれた」、「わっ、良い球投げてくれた」、「ほっ」の心境である。

肌寒いが、雨無しのまぁまぁの観光日より（爆）

チームの監督・コーチも普段ボランティアで子ども達につきっきりなので、骨休めも兼ねて、2日目は完全観光モード。 何でも、2日間で6試合くらいする合宿の時もあったとか・・・
次に大会などがあればそんな合宿もいいが、完全リタイアモードなので、こんな合宿も良いか・・・

私もここ数年で何回か縁あり訪れている善光寺であるが、戒壇巡りは初めての経験。

その後のお土産巡りではなぜか子ども達が盛り上がっていた。

人生40余年生きてきたが、初めての経験（遅っ）。

子ども達と大人がチームになり実施。
私はキャプテンの子に監督コーチを差し置いてご指名頂き、テンション↑
頑張らねばと思いつつも、「ここは、子どもが主役」と自分を落ち着かせる。

この道場、職員の人がなれていて、20くらいに分かれたグループを順々に回って、見事、皆が上手な蕎麦をいただくことが できた。

息子は蕎麦好きなので、いい体験が出来たように思う。

打ちながら、友人・ひのえうまんさんが前に自宅で蕎麦打ちをされたとブログに書いていたが、やってみたくなる気持ちが分かる。
まぁ、我が家の場合、妻に「道具が増えるから、絶対しなくていいからね」とすぐに否定されそうだが・・・（苦笑）

畑の横にバスを横着けして、しばし、リンゴ狩りに興じる。

フジが取れ始めているが、まだ蜜が入るほどではなく、「本当は少し早いんだけど」との ことだったが、試食で頂いたリンゴもおいしく、子ども達も、収穫と試食を堪能していた。

さぁ、これで、父母会長としての大きな行事関係は終了。最後の行事も他の6年父母の方のおかげで 楽しく終了できた。まったく、感謝、感謝である。そして、ほっとできたのも事実である。