報恩講は浄土真宗門徒（信徒）にとって、一年中でもっとも大切にしなくてはいけないらしい｡
浄土真宗の教えを明らかにした宗祖・親鸞聖人の法要だそうである｡
親鸞聖人はは弘長2年（1262年）11月28日、90歳の生涯を京都でとじたとのことなので、当時としてはかなりの長寿である。
親鸞聖人の徳をしのんで、毎月28日に門徒たちによって、お念仏の集まりが行われるようになり、これが広がったらしい｡

子どもの頃は、そういう概念無く、お参りする日という感じだったが・・・

で、娘が朝、「おはぎ食べたい」と言っていたので、夕方、外に出たついでに買いに行ったら、2ヶしか無かったので、残りの家族の分は みたらし団子にしてみた｡

最後は、それらしくしたいと思いつつ、かすかな計画を｡

元々は、本でも1冊持って、ローカル線に乗って、（朝から）お酒でもチビチビしながら本を読む、みたいな事をしてのんびりしてみようと思った｡
が、ローカル線で1日日帰りで行けるところは、せいぜい富山か福井｡
「う〜ん」と思ってしまい、急浮上したのが「奈良」｡

中学の修学旅行で行った京都奈良で、感銘を受けた木像があり、それをずっと京都と思い込んでいた｡
最近、それが奈良であることがわかり、「いつか奈良へ」と思っていた｡

そうなれば、「奈良」である｡

行き先は決まったが、手段をどうするか｡

贅沢はしたくないので、JRは無し｡
一人で行くので（一応妻も誘ってみたが、休みを取れず断念）車ももったいない｡

ということで、選ばれたのが高速バスである｡

これ、以前は京都便が一杯あったのに、今は京都便はなく、大阪便が日に2便あり、京都途中下車みたいな感じになっていた｡

2日前に予約、購入し、いざ｡ちなみに、京都から奈良は近鉄線使用｡

高速バスは、昔まぁまぁ利用、最近の3列シートは未体験で、今回の設定が3列シートだったので楽しみにしてたら、車両故障で普通の4列シートのバス｡

金沢、途中の高速道は土砂降りだったが、奈良は雲は多いが、晴れており、ラッキーというか、まぁ、やっぱり北陸なのねという感じ｡

奈良まで4時間、なら滞在3時間半、帰り4時間｡

帰りのバス停は夜ということもあり、何だか寂しい場所で、「本当にバス停あるの？」という感じだったが、ちゃんと来てくれて（当たり前か）良かった｡

昼御飯は食いっぱぐれ、唯一、パーキングではんぺんをいただく｡

行って改めて実感したのは、「世界遺産」が一杯あって、観光客のまぁ、多いこと｡

今年は、紅葉らしい写真は撮っていなかったので、東大寺で少し、撮ってみた｡

当然のことながら、鹿が多い（苦笑）
歩いてくる修学旅行と見られる中学生が、「鹿に噛まれた〜」何て言ってると、もう、油断できない警戒モードである（爆）

で、感銘を受けた木像は、恐らく三月堂に収められているもの｡
そして、その三月堂は修復作業中でクローズ｡

木像は、東大寺ミュージアムなる新しい建物で見学できた（のだと思う）のだが、どうにも、あの昔の感動が戻ってこない｡

年齢によるものか、それとも、感受性が変わったのか、はたまた、強行日程で疲労しているのか・・・

そういう意味では残念であったが、「奈良」、また来たいと思った｡

それも、この日で終了｡

何か、とっても楽になり、解放感に満ちあふれてしまった（苦笑）

4回が4回、基本的には全然異なるテーマを仰せつかっていたので、まぁ、勉強になりました（笑）

何を食べたいか尋ねると、「ピザ」とのこと｡

確かに、チーズを食べられない、妻がいるときはピザを頼むと言うことはあり得ない｡

で、デリバリーしていただき、4人でパクツク｡

それにしても、高いです（爆・涙）

加えて、カメラの方を向かない子供達・・・（涙）