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出 発

FUJICOLOR CD


2002年6月22日、WFOT(世界作業療法学会)<スウェーデン(ストックホルム)>で開催へ向けて、いざ出発である。
この国際学会は4年に一度開催なので、W杯とちょうど同じサイクルになる。
そんなことはどうでもいいのだが、小松空港から羽田空港、そして成田空港へ移動しいよいよ「エールフランス機」で パリへと向かう??

エールフランスの空遊券とでもいうのか、そのようなチケットなのでパリ経由となる。せっかくなので1日半パリを観光して スウェーデン入りとなるプランである。

パリ到着

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パリ到着は午前4時過ぎ。日本との時差は7時間である。
途中ユーラシア大陸上で結構揺れた。(よくある話らしい)
その足でホテルに荷物だけ置き(チェックインできないので)観光へ。まずは「リヨン駅」(有名らしい) の前のカフェで朝食。

写真のようにパンにバターが塗りたくられたものをカフェの中に突っ込んで食べるのがフランスの 食べ方らしい。至って質素でこれにジュースが加えられる程度。

パリ観光

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まずは「ノートルダム寺院」である。何となく歴史の教科書で聞いたような聞かないような名前だが・・・
この前にパリの位置の基準点がありそれが右の写真。「パリから○○Km」というような場合ここからの距離とのこと。

ノートルダム寺院などの教会は建物の彫刻が聖書の教えになっているとの説明を受けた。

下はノートルダム寺院の中のステンドグラス。このガラスは元々建てられた時からのものとのこと。

パリ観光

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セーヌ川とエッフェル塔。実にパリらしい。

建物の高さにに制限が設けてあり、高い建物は1つだけしかない。(その建物は実験的に建てられたとのことで、 やはりパリに高層ビルは似合わないと言う結論に至ったらしい。)

出発前、妻から「エッフェル塔と凱旋門のすばらしい写真を撮ってこい」と指令が出ていた。とりあえずエッフェル塔は 合格でしょう!

パリ観光

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凱旋門は観光バスの中から接近となった。思うように写真が撮れなかったので自由時間に徒歩にて近づく。

しかし、私を含め同行者もそろそろ疲れが・・・少し離れたあたりで妥協する。

ちなみに、赤い旗が見えるのはこの日W杯でベスト4入りを果たしたトルコ・サポータの凱旋である。(この日の 午前中はコリアン・サポーターが同様のノリであった。)

もう一枚は「ルーブル美術館」のガラスのピラミッドのオブジェである。

ルーブル

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特に説明は入らないと思うが。生を見れた感動はあるが、モナリザだけは2重のガラス越し。

入場にとても時間がかかる、という話だったが、ラッキーなことに、全く並ばずに入れる。

ヴェルサイユ

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ヴェルサイユ宮殿ある。ルイ14世だかが有名らしいが、「ヴェルサイユの薔薇」を読んでいない私には さっぱり。しかしでかい宮殿であった。(ルーブルも元々は宮殿だから、ルーブルよりは小さいことになるが)

太陽の黄道?を道や池と関連させたスケール大きな設計。

スウェーデンへ

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いよいよ、学会開催地スウェーデンへ移動である。右の「アルビショー」というのが、 会場最寄りの駅。 (「アルビショーにあるでしょー」と言ったのは現地の日本人ツアーガイド)
学会

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学会受付前での1枚。
右の写真は開会式(2時間にも及ぶ!)の様子。民族舞踊あり、有名歌手の歌あり、合唱有りの 華やかなもの。ステージ両脇には各国国旗が立ち並び、国際的なイベントであることを実感 させられる。
学会

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ポスター発表の様子である。ポスターを掲示しその内容に興味があれば意見の交換をするということになる。 使用する言語は「英語!」<ピンチである>

「My English is very poor.」 を挨拶に・・・。もっと英語ができれば色々な話ができたのに・・・と後悔と 向上意欲が一番の思い出・おみやげか・・・

スウェーデン

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ストックホルム市庁舎である。ここでノーベル賞の発表や祝賀会が催される。
スウェーデン

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スウェーデンは王制をしいている国。左は旧王宮(街中にある。現在も執務や迎賓などに用いられている。)での 近衛兵の交代セレモニーの様子。そして右は現在の王宮。ヴェルサイユ宮殿を真似したとのことで、ミニ・ヴェルサイユとも 紹介されている。立派なのだが、ヴェルサイユを見てきたものにとっては・・・って感じ。
スウェーデン

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「おもちゃ箱みたい」という感想は何人もの人から聞いたが、昔のままのの形態でなければいけないというような、 決まりで改装などが行われるとのこと。

右の写真はガラムスタンという旧市街地で、その中でも最も狭い路である。

スウェーデン

  
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スウェーデンは本当に綺麗な街。今はちょうど夏(短い!)で、いわゆる「白夜」の時期である。
12時くらいまで明るく、この短い夏を楽しむという季節であるらしい。

なので、夕方5時・6時から連れ立っている家族を良く目にした。

福祉充実国なので確かに税金は高い!!でも、日本の様に、「道の段差さえ無くせばいいでしょ」みたいな 発想はない。平気で段差有りの坂道有りのバリア・バリアの道である。では、それをどう対処するか?
家族の「マンパワー」である。日本人に一番欠けているものかな?


エトセトラ

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左は学会場内でのW杯観戦の様子。韓国の準決勝の様子を業者が中継していた。赤いシャツの人たちは韓国のOT。対戦国の ドイツ人もいたはずだが、大人の振る舞いだった。(温かい目で韓国サポーターの女の子たちと観戦していた。)色々な 国籍の人とW杯を観戦するのもなかなか盛り上がって良かった。

右は泊まったホテルの近所のレストラン。途中からジャズバンド(と言っても趣味でやっている感じ)の演奏が あってなかなかおもしろかった。

帰国

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色々あったが無事帰国。時差ぼけで頭が回らず、送らなくていいスーツケースを宅配したり・・・

羽田ではW杯・日本代表の特別機を発見!!ついつい撮影。

フランス人、スウェーデン人の生活を目の当たりにして、日本人的な自分の生活を見直すいい機会になった。 もう少し生活を楽しもう!と感じた旅であった。

そして家族というものを見直すいい機会に・・・と思い家に帰ると、途中から電話はつながらないわ、 帰っても誰も家にはいないいし、玄関には鍵が・・・

現実はこんなものか・・・(涙)


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